はり・お灸治療

数千年前からある東洋医学の考え方で行う治療法です。

東洋医学では、「心身一如」といい、心と身体は一つで

あり切り離せない関係と考え、

西洋医学の「部分的」に対して東洋医学は「全体的」な

意識で体をとらえます。
 

具体的な効果として鎮痛効果、免疫力の向上、自律神経の

バランス、自然治癒力の向上があります。

刺入痛が少なく内科的な慢性症状（冷え性や便秘、不眠症…等）

が改善できます。

痛みやしびれが強く、その部位の筋肉がこっている場合に

行う即効性の高い治療法です。

例えば腰痛・肩こり・足がつる等の時に、その部位に関係

のある筋肉や筋膜（筋肉を包む膜）の硬くなっている所に

めがけて「はり」を刺入していきます。

筋肉の状況が悪ければ悪いほど刺激強く感じます。
 

この治療法は、体を酷使するお仕事の方や仕事中は長時間

同じ姿勢の方、 スポーツをされる方にお勧めです。

痛みがあり、特に筋肉のこりや張りが強い場合に行う

即効性の高い治療法です。

特にトリガーポイントに刺したはりに低周波という

微弱電流を流します。

そうしますと筋肉がピクッピクッと電気の流れる一定

リズムでポンプのように動きます。

動かしたい筋肉にピンポイントで動かすことができるので、

効率よく筋肉をほぐし、血流の改善が出来ます。
 

この治療法は、体を酷使するお仕事の方や仕事中は長時間

同じ姿勢の方、 スポーツをされる方にお勧めです。

美容鍼を行う場合は、全身の治療から顔や頭部に行

ますが、30分程で行います。

時間としては全身治療も含めてですのでトータル120分

前後をかけております。

鍼の本数ですが、顔と頭部で20～30本を使います。

顔は、内出血がありますと大変なところですので、一番

細い針で慎重に行っております。

はり・お灸治療のはじめての方へ
 

おそらくはり治療を躊躇される大半の方は、表面的な

「チクッ」といった注射のような鋭い痛みを連想される

方が多いと思いますが、

実はその痛みは、あまりありません。

ただし、痛み感覚には個人差があります。

はりは、細いもので髪の毛ぐらいで、思った以上に細く

しなやかで痛みがあったとしても、うぶ毛を抜く程度の

ものです。

但し、筋肉が硬くなっている箇所に刺入していった際に

たまに重痛い・痛だるいといったはり独特の刺激を

感じる事があります。

はりの世界では”響き”と言いますが、こういった刺激に

不安を感じる方や苦手な方は、一声かけて下さい。

ちなみにはりはディスポーザブル（使い捨て）を使用

しておりますので衛生面での心配は一切ございません。

お灸は、いくつかの種類がございまして火傷にならない

安全なものもありますので安心して下さい。

熱刺激量の感度には個人差がありますので、その時に

よって調節いたします。

はり・お灸治療は副作用はありませんが、人によっては

一時的なだるさ・立ちくらみ・湯あたりのような症状

（個人差があり）を伴う事がございます。

これは好転反応といって、血流が良くなる事で代謝が

促進されて起こる反応なので心配ありません。

治療を行っていく上で、良くも悪くも反応がありますと

体や精神面の状態を把握しやすいといったことがあります。

次の治療をするにあたり重要な情報になることは間違い

ありませんので、是非、お伝えください。