肩関節は他の関節と比べて、可動域が格段に広く
様々な方向に動かすことができるようになっているので、
身体の中でもっとも複雑な構造をしているといっても
過言ではありません。
他の関節で見られるような骨格や靭帯による安定性が
肩部分には欠けており、肩関節(肩甲上腕関節)の
安定性は周囲の筋肉に頼る形となっていますが、
本質的に不安定であるのに変わりはありません。
○筋肉の持続的な緊張
・肩こり……肩~背中にある筋肉(僧帽筋
そうぼうきん)が緊張することで
生じるこわばりや痛み …等
○関節周囲の炎症
・四十肩・五十肩……肩関節の周りにある
軟部組織が炎症を起こ
した状態
・変形性肩関節症……肩こりや肩の痛みを起こす
原因の一つで、骨・軟骨の
異常によって起こる病気です。 …等
○関節周囲の筋肉損傷
・筋肉痛……運動によって傷ついた筋線維が修復
するときに生じる痛み
(運動後に蓄積される乳酸が原因と
いう説もある)
・腱板断裂……肩関節の周りにある筋肉(腱板)
が切れた状態 …等
○肩関節のずれ
・反復性肩関節脱臼……肩の関節の受け皿から、
上腕骨頭が外れてしまっている状態 …等
○骨の損傷
・骨折……骨が折れる、または剥離・粉砕した状態
○神経の炎症や損傷
・胸郭出口症候群……腕を挙げる動作で上肢のしびれや肩や腕、
肩甲骨周囲の痛み、運動麻痺の症状が生じます。
肩は、「肩をすくめる」
「肩を落とす」
「肩みが狭い」
など、肩を使った言い回しはたくさんあります。
肩には、その人の魅力と人生に対する度胸とが表れます。
人の上半身には、肩と鎖骨、肩甲骨のセットが、
逆三角形の鎧のようになっています。
その三つのセットで動いていますので、肩の動きは
上半身全体に影響します。
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体の反射で言うと右肩には静脈循環が
左肩には動脈循環が反射します。
医学的にも、心臓への負担が左肩に出ると言われますが、
これは正確には、心臓の動脈血を押し出す力の強弱が
反射するということです。
もう一方の右肩には、肝臓から心臓への静脈血の
受け渡し力が反射します。
人にもよりますが、基本的には、
右肩には怒りや欲求不満、
左肩には自信のなさや自己評価の低さ
が表れます。
自分に自信がないな……と言う人は、
是非左肩の使い方を意識してほしいのです。
歩き出すとき、
電車に乗る時、
何か書類を手渡すとき、
とにかく体を前に出すときには、「左肩から入る」
というイメージを意識してみましょう。
そうすると自身のなさをあなたの魅力に
変化させることができます。
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そして肩をリラックスさせるためには、
肘から手首までを左右交互にマッサージ
してあげてください。
十分マッサージ出来たら肩を動かします。
まず、鎖骨、肩、で肩甲骨、
上半身に逆三角形の鎧を
着ているとイメージします。
そして右肩の頂点と左肩の頂点を
体の全面でくっつけてしまうような
イメージで両肩をぐーっと前に押し出してください。
今度は反対、背側で、肩と肩の頂点がくっつく
イメージでぐ~っとそらしてみてください。
前と後ろを交互に繰り返します。
逆三角形を蝶のようにひらひらと、
やわらかく羽ばたかせるイメージです。
しなやかな肩で、自由に飛び立つ翼を表現しましょう。
この表現が身につくとあなたの本当の魅力が
伝わりやすくなっていきます。
友人や上司、パートナーから
「もっと自信持ちなよ!」
と言われることもきっとなくなっていくはずです。
【参考文献】
おのころ心平 ・病気は才能
・感情にとらわれると病気になる
・ ココロとカラダ元気のしくみ
・「きれい」をつくるココロの処方箋
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