症状の解説


まぶたの痙攣

目の症状というのは往々にして「頑張り屋」さんに出ることが多いそうです。
   めちゃくちゃ頑張るけどしんどいという感じをあまり表に出さない人です。
   「これくらいへっちゃら!」とか、「私の潜在能力はこんなもんじゃない!」
   とか…。そして、クールを装います。

   自分が人一倍頑張っているだけに、サボっていたり、甘えていたり愚痴ばかり
   言っている人を見るとなんだか腹が立ってきます。最初は、「おいおい」と
   いう気持ちが、だんだん「イライラ」、最後は「ちょっと待てよ!」…と
   なってしまいます。

   こんな言い習わしがあります。「はじめチョロチョロ、中パッパ、
   ジュウジュウ噴いたら火を引いて、赤子泣いても蓋(ふた)とるな」

   瞼(まぶた)は、目蓋とも書きますので、まさにこんな感じなのです。
   まぶたの痙攣は、目の蓋(ふた)がグラグラ煮えているイメージなのです。

   注意してほしいのは、瞼がだんだん垂れ下がり「眼瞼下垂」という大きな病気
   の症候がありますので、その時は、病院で調べてくださいね。

   でも、そうじゃない場合は、やはりこれは心の負担がかかっていると考えて
   みてもいいでしょう。

   「目にふた」ですから、見たくないものを見ないと考えがちですが、
   逆に「自分の中の弱みを見せたくない」という見方もあります。

   ●右目
    クールに演じている自分を壊したくない
    これだけ頑張っている泥臭い自分を、悟られたくない

   ●左目
    心の動揺を見透かされたくない
    私が女であることを、相手に意識されたくない…

   「目は口ほどにモノをいう」と言いますが、ピクピクしたり、瞼が下垂して
   しまったりすることほど、「目がモノを言ってる!」時はありません。

   周囲からの「強い人」というイメージと、「本当は弱い」自分との狭間…。
   弱い自分にフタをして強がってしまうと、よけいに目がピクピクしちゃいます
   から体に嘘はつけません。

   本当に強い人は、「自分の弱さにちゃんと入っていける人」といいます。

   もし、自分の弱みを悟られたくないが為に「周りの人が悪い」ことにし、
   周囲のせいにしてしまうくらいなら、「自分だって甘えたい」という心を
   認めてしまいましょう。「そんな私にOK」を出して下さい。


口内炎

たかが口内炎、されど口内炎。痛くてイライラするし、食事もじっくりと
   味わえない。ビタミン剤も飲んだし、口の中に薬も塗った。それでも繰り返し
   出来るこの小さな痛みのもと…このように悩んでいる人が実は非常に多い
   ようです。そんな繰り返しなってしまう口内炎体質の人には、いくつかの特徴
   があります。

   @口の中がむくんでいる
    舌、歯茎、頬の裏、唇の端などがはれて、むくんでいると口の中を噛みやすく
    なります。それが傷となりやがて口内炎となってしまいます。

   A唾液が十分に出ていない
    唾液には殺菌力と傷の修復能力が備わっています。ですからもし、口の中を
    噛んでしまったとしても唾液が十分に出ていれば傷が修復されるので口内炎を
    繰り返すことはありません。口内炎ひとは、唾液の量が少なく口の中が乾燥
    しやすい人が多いです。

   B胃の働きが悪い
    胃の働きはストレスに敏感でストレスがかかると停滞して動きが悪くなって
    しまいます。胃から胃酸が上手に分泌されないと口の中で唾液も出にくくなり
    ます。食べ物は、胃酸によってかなりの部分が砕かれ分解されます。

   胃とそれに続く小腸との間には、「幽門弁」という扉があるのですが、この扉は
   食べ物が胃でよく砕かれ吸収されやすい状態にならないと開かないように
   なっています。もし、部屋の扉の向こうに、得体の知れない怪しい人が
   迫ってきているとしたらその扉を強く閉じますよね。それと同じことが
   胃と小腸の間で起こっていると考えてみてと、十二指腸から先に絶対に
   入れたくない存在が、胃まで迫ってきたと体が思い込んでいることになります。

   つまり胃と十二指腸の間で扉を閉めるというのは自分に受け入れがたいものが
   自分のすぐそばまだ迫っているということを指しているのです。実際、
   その扉が閉まっているばっかりに、腸管では交通渋滞が起こります。
   幽門弁から下では、その結果として膵液、腸液の分泌を妨げますから、
   腸管内に腐敗と毒素を生んでしまいます。幽門弁から上では胃酸と唾液を
   妨げてしまいますから消化と口腔内の健全な環境が阻害されてしまうのです。
   口内炎は、そうした背景で起こっていることが多いのです。体の反応と
   いうのは、正直に体を守ろうとする働きですから幽門弁が閉じたままに
   なっているのもそれ相応の理由があるはずです。

   …自分にとって、受け入れがたい価値観とはなんですが?
   …どうしても怖いという人が身近にいませんか?
   …あなたをいつも不安にさせる出来事とはなんですが?
   それをしっかりと捕まえてイメージの中で自分の目の前に置いてください。
   そしてよ〜く観察してみて下さい。それは、実はあなたにとって栄養源
   かもしれません場合によっては、あなたを大きく成長させるかも知れません。
   ただ闇雲に扉を閉じて相手を拒否していただけではありませんか?じっくり
   その対象と対話を始めてみて下さい。あと一歩受け入れの器を大きくしようと
   いうメッセージが隠れているかも知れません。


お肌のシミ

日差しが強くなると女性が特に気にするのはやはりお肌の「シミ」ですね。
   シミの元となっているのは、メラニン細胞ですが、外部の刺激により
   メラニンを作りだします。ちなみにメラノサイトと呼びますが、なんだか
   パラサイトみたいで良い感じがしません(汗)

   メラニン細胞は、肌表面にある表皮の一番下にある基底層という所に
   たくさんいます。実は、基底層の5〜15%はメラニン細胞なんです。
   実はお肌だけではなく、髪の毛をつくる毛母や目、口の中、食道にも
   存在しています。意外ですよね?そして細胞としての由来は、神経細胞
   なので、刺激に対して敏感に反応してしまいます。

   先に、お肌のメラニン細胞は基底層に多く存在するとお伝えしましたが、
   これ実は、基底層には生まれたばかりのお肌細胞がいまして、紫外線や
   外部の有害な刺激から、守る為に存在しているのですね。つまり、シミは
   日傘のようなもの。幼い子供を守る母親の母心がメラニン細胞には宿って
   いるといってもいいかもしれません。ただ、この守ってあげたいという心も
   行き過ぎると「大きなシミ」になります。ですから、バランスが重要です。
   「過保護」は、子供だけでなく、お肌細胞の教育上もよろしくない。お肌も
   子供も、ある程度の困難には、自力で対処する力も必要です。

   シミが気になる方は、もしかしたら身のまわりで、手をかけすぎていることが
   あるかもしれません。お子さん、ペット…あるいは部下や後輩…
   なかなか手放せない仕事、本当は誰かに任せてしまえば、スッキリすること
   なんかも…。人は抱えるものが多いと、無意識のうちにガードが固くなり、
   ちょっとした刺激にも、過敏に反応するようになるのです。

   そしてメラニン細胞が反応するのは、紫外線だけではありません。急激な
   温度変化や、電磁波などにも反応するのですが、実は、「感情の動き」にも
   反応します。
   シミの中には肝斑(かんぱん)と言ってその名の通り「肝臓の代謝力」が
   落ちて出来てしまうものもあります。肝臓といえば……東洋医学では「怒り」
   と関係が深いのです。激しい怒りまでいかなくても、「ぷちっ」とイラつく
   ことって日常ではたくさんありますよね。人間、守るものが多ければ多い程、
   「プチいら」が多くなって、ちょっとした刺激にも敏感に身構えるようになり
   ます。(その都度、シミ爆弾が投下される…イメージです)

   お肌が刺激されると、メラニンが多量につくられ、それがスクラムを組んで
   しまうのです。重たいメラニンスクラムになってしまうと、およそ28日周期の
   心強い機能である「ターンオーバー」でさえメラニンを角質層へ押し流せなく
   なってしまい、お肌の中にとどまってしまいます。この防壁スクラムで居座って
   しまうのが、シミの正体なのです。

   一般的には、紫外線・乾燥の他に、活性酸素による肌の機能の変調、ビタミンや
   タンパク質の不足、睡眠不足、ストレスなどが良くあげられますが、まずは
   その対策とプラス今回お伝えした、時々自分の感情を振り返るという習慣を
   つけて頂ければ、かなりのお肌オーラが出るのではないかと思っております。


風邪

カラダ側から見た風邪の起こる仕組みをまずは、お話します。
   私たちのカラダには知らず知らずのうちに毒素が溜まっていきます。ちょうど
   ドブ川をイメージして下さい。※極端な例題ですいません
   ドブ川の上の流れはいつもきれいな水が流れていますが、底のほうは、
   ヘドロが溜まっています。カラダで言うと血管壁、内臓、皮下脂肪などを想像
   して下さい。
   普段、上の流れだけでまかなっている血流や筋肉、内臓のキャパシティも、
   ここ一番!と言うときにはフル活用しなければなりません。(例えば急な運動、
   無理な仕事量、暴飲暴食…いつも以上にキャパを超えての体を酷使する状態)
   そんな時には、ざーっと一度、底流に溜まったヘドロを、大掃除してやる必要
   が出てきます。風邪のウィルスはそんな時を狙って溜まったヘドロをかき回し
   に体に侵入してくるのです。毒素がかき回されるので、いったん川の流れは
   濁りますが、 体液中に浮き上がってきた毒素を排泄するためカラダは、下痢
   や嘔吐そして発汗の為、熱も出します。

   つまり、内臓や血流の働きのキャパを広げようとしたときにこそ風邪を引く
   ようになっているといっても過言ではないのです。

   小さい子供は、風邪を引くと高熱になりがちですが、無事治った時、その子は
   これまでよりちょっと言葉が増えたり手足が少し器用になったり行動範囲が
   広がったりしていることに気づくこともあるそうです。

   私達のDNAには、たくさんのウィルスのDNAが刻み込まれているのを知って
   いますか?これは、私たちの祖先が様々なウィルス感染と戦い、その中で生き
   残った人が、ウィルスをそのまま自分たちのカラダや能力の進化に生かしたと
   いうことを物語っています。人間は、いろんな試練を受け入れそれを人生の糧に
   変えていきながら生きています。そういう意味では、ココロもカラダも同じ
   ような仕組みで状況に対応しながら日々進化を遂げているのかもしれません。

   私達は、忙しいスケジュールの中で風邪を引いたら薬でなんとかその場を
   やり過ごしますが、出来れば体を休ませることが、大事になります。
   お正月などの連休にダウンしてしまうのもきっとカラダに溜まったツケを
   清算しているのかも知れませんね。カラダの為だけに時間を強制的に取ることで、
   何か気付きや得るものがあると考えていますので、特に「よりによって何で
   こんな時に!」といった風邪は困りますが、そんな時こそ風邪からの
   メッセージを感じてみて下さい。きっと、風邪が治った時にはあなたの能力は
   間違いなくひとつあがっていることでしょう。

   最後に風邪の考察ですが、【喉からくる風邪】親、上司、目上の人との関係。
   親や上司を超えたいと思っている時【鼻からくる風邪】ふだんは秘められた
   直感力的能力の開花。【咳からくる風邪】チャレンジしたくないと思っているが、
   やれば新たな局面を打開できるというチャンス【胃腸からくる風邪】時間的束縛、
   優先順位がつかないことへの新しい対応の仕方のヒントが得られるチャンスかも。


肝炎

まず初めに肝炎とは、肝臓の細胞に炎症が起こり、肝細胞が壊される病態です。
   その原因には、ウイルス、アルコール、自己免疫等がありますが、日本に
   おいては、B型肝炎ウイルスあるいはC型肝炎ウイルス感染による肝炎がその
   多くを占めています。ウイルス性肝炎は国内最大級の感染症で、肝炎ウイルス
   に感染している人は300万人〜370万人にのぼる(日本人の約40人に1人)と
   推計されています。 現在、肝がんの原因の約80%はB型・C型のウイルス性肝炎
   です。

   さて、肝臓に炎症を起こす引き金は、大半がB型・C型肝炎ウイルスと言う
   ことでしたが、実は「ウイルスそのものが、肝臓に炎症を起こすわけでは
   ない」ということはあまり知られていません。炎症とは、体の免疫細胞たち
   による波状攻撃によって起こるものなのです。

   肝炎ウイルスというのは、B型でもC型でも、肝臓細胞の中に入り込んでしまう
   のでそれを攻撃するべき免疫細胞はウイルスだけを狙い撃ちすることは
   できないそうです。

   では、どうするかというと、感染した肝細胞を丸ごと攻撃し壊してしまうの
   です。肝臓は沈黙の臓器としてとても我慢強い臓器とされています。確かに
   他の臓器に見られない類まれなる「再生能力」を持っています。健康な肝臓
   ならなんと70%まで切除してももとの大きさに再生するのです。その再生能力
   を頼りに肝臓細胞は、ウイルスに感染したら、そのウイルスを抱え込んだまま
   自爆するわけです。

   さてそれほどまでに肝臓が自らをデリケートな状態を保とうとするには理由
   がありあます。肝臓には他の臓器と違って動脈血、静脈血の他、「門脈血」
   という特殊な血液が流れ込んできます。心臓から押し出された動脈血は、
   胃、小腸、大腸といった消化器系に注ぐのですが、その血液は、消化管で
   吸収された食べ物と混ざって「門脈血」となり、すべて肝臓に送られます。
   肝臓は、そこに含まれるものが体に必要な栄養素として通過を許していい
   ものなのか、あるいは毒として通過を許さずに解毒コースに送るのかといった
   最終関門の役割を担っています。肝臓が手を抜くと、たちまち血液は汚れます。
   代謝、解毒、貯蔵を通じて血液中に安定した状態を実現するのが肝細胞の
   至上命題なのです。

   だからウイルス、アルコール、様々な毒素にまみれてその任務が遂行できない
   となると、一つひとつの肝臓細胞は自爆をしてまで、次の細胞に託そうと
   するのです。肝臓細胞には、その死をも犠牲として守るべき毅然とした
   判断力と、冷静で理性的な態度というのがいつも要求されるわけです。
   そんな自ら盾となって、体内環境を守ろうとする誇り高き臓器なので、
   その観点から見ると肝炎というのはわざわざウイルスを呼び込んでまで
   理解不能な毒素を燃焼しようという、体を守るための肝臓のギリギリの
   作戦と言えなくもありません。

   ちなみに東洋医学では、「将軍の官」と呼ばれ全軍を指揮して率いていく
   司令官に例えられています。外敵から体を守る一切の思慮、計謀を司ると
   されており責任感の強い自信に満ち溢れた臓器とされています。将軍には
   冷静な判断力が必要ですが、表紙でお伝えしましたように怒りはこの冷静さ
   を損ないます。冷静さを失った将軍は単なる暴れん坊将軍になりかねません。
   それゆえ、「肝」を傷つける感情は「怒り」とされているのです。


心臓病

急性心筋梗塞は、年間で1000人に2人が発症する病気だそうです。
   あまりこの病気に馴染みがない人から見ると、急性心筋梗塞になったら
   ほとんどがそのまま亡くなる、というイメージがあるかも知れません。
   ところが、この病気の死に至る確立というのは、発症数全体の20%弱だ
   そうです。ただ心筋梗塞から生還した人が言うには、「心臓を誰かに
   鷲掴みされたような痛さと苦しさ」なのだそうです。…恐いですね(汗)

   では、心臓病のココロについて見ていきましょう。私たちの体の循環器系
   の進化の過程を考えた時に、何となく心臓が先にできて、そこから
   ニョキニョキと血管が伸びていくようなイメージありませんか。これ
   実は、逆なんです。末端の毛細血管の方が先に存在しその道路整備が
   なされ、より効率よく血液を運搬するための高速道路(大きな動脈・静脈)
   が生まれ最後にそれを統括するように心臓が出来上がったというプロセス
   なのです。
   先に毛細血管ありき。ですから心臓という臓器はいつも体の隅々にまで
   気を使っています。心臓の弱い方の特徴は、とにかく周囲の人の気持ちが
   気になってしまう方が多いのです。「私は何を期待されているのだろう?」
   「十分期待に応えられているだろうか?」こうした人は心臓弁膜症や、
   動悸、体温調節不良、めまい、パニック障害などを起こしやすい傾向が
   あります。

   一方、いわゆる心臓病と呼ばれる「心筋梗塞」「狭心症」を起こしやすい
   人というのは、逆に「心臓が強すぎる」人なのです。心臓は、「心筋」と
   いう酸素を大量消費する筋肉で出来ていますから、心臓自身にも十分な
   血液が必要です。心筋に血液を送っている動脈を「冠動脈」と言います。
   この「冠動脈」には、体全身に送られる血液送料の5%もの血液が流れ
   込みます。狭心症や心筋梗塞は端的に言って、心臓というよりこの
   「冠静脈」の病気なのです。あまり強すぎる心臓の力に、周りの冠動脈が
   追いつかず、ここに動脈硬化、痙攣などを起こして生じるものなのです。

   俗に「心臓に毛が生えている」などと言いますが、こうした人こそ三大疾患
   に加えられるいわゆる心臓病(心筋梗塞、狭心症)を発症しやすいタイプ
   なのです。強すぎる心臓というのは、「俺は体の中心だ、俺を中心に体は
   回っている」「だから君はこうすべきだ」「言われたとおりにすれば間違い
   ないのだ」と言わばトップダウン形式です。しかし、先程も述べたように
   循環器系というのは先に毛細血管ありき、です。心臓病というのは、決して
   心臓だけの病気としては成り立ちません。末梢の血管、血液の課題が最終的
   に心臓に反映された結果、起こるのです。末梢血管と心臓と、それを仲介
   する冠動脈と。これらのバランスがよければ心臓病を必要以上に恐がる
   ことはありません。

   心臓病の予防策には、いつも開かれたコミュニケーションが必須です。特に
   目下の人の意見を十分に取り入れることが大事です。ちょっと独断専行かな?
   と感じたら是非、心臓に手を当てて、本来の人を気遣う心に思いを巡らせて
   下さい。


冷え性

「私はこれが大切なんだけど…」体にとって一番温度が必要な場所。それは、
   実は「お腹」なのです。冬山で遭難するドラマで「寝るな寝たら終わりだぞ!」
   と寝そうになる人を起こすシーンを見たこたがありませんか?冬山などで
   遭難して体が極限状態まで冷やされると、最終的には「お腹」に集まります。

   極寒の中で眠ってしまうのは、体が脳よりも、お腹の方を優先して血液を
   送ろうとするからです。これは逆に言うとお腹に十分な血液がいっていないと
   体は末端から順に冷えていくと言うことです。お腹は十分な温度を回そうと
   するからこそ、末端の手足は冷えるという訳ですね。ですから、冷え性の
   改善には、まず、お腹をしっかりと温めてあげるということが先決なのです。

   冷えにしても痛みにしても、体というのは比較的安全な部位から順番にサイン
   を出します。指先、つま先、足首、お尻、太もも、腰…。ただ、そこを一生
   懸命温めても、お腹が冷えていては、その熱がお腹に回るだけです。先に
   お腹をしっかり温め、その上で手足をケアしてあげることが大切なのです。

   では、なぜお腹は、そんなに血液を欲するのでしょうか?それは、一種の
   「飢餓状態」に陥っているからです。飽食の時代ですから、栄養飢餓では
   ありません。心の飢餓状態。つまり、あなたが大切にしている何かが危機に
   さらされている、ということなのです。大切にしている何か。それは、例えば
   地球環境、親子の絆、夫婦の会話といったものから、子供の頃の大切なコレク
   ション、掃除の仕方や靴の並べ方に至るまで、誰が何と言おうと、あなたが
   「これは大切だ」と思うことです。私達はそうした自分の美意識やポリシー
   を不定されるとお腹に力が入らなくなります。そして相手の美意識やポリシー
   に合わせて妥協を続けているとそれはまさしくボディブローのように、徐々に
   あなたのお腹の力を奪っていきます。すると、体は血液を集めてお腹を守ろう
   とします。その結果、手足の冷えが進んでしまうのです。

   【心の処方箋】

   あなたが「これは大切だ」と思う事を一覧に書き出して下さい。どんな小さな
   ことでも、又そこに明確な理由がなくても構いません。一覧した中で、一番
   大切なものに○をしましょう。そして目をつぶりお腹に手を当てて「私は○○
   を大切に思う」と唱えます。そしてもし、その一番大切なものを不定される
   状況に遭遇したら、毅然とした態度をとり、自分の美意識やポリシーを守りま
   しょう。


頻尿感

膀胱炎や頻尿感は、自分の基準にブレがある時に起こることが多い症状です。
   なぜなら、それらの膀胱から生じる症状は、実はおへそと関係しているのです。
   体の中心にあるおへそには、「私の基準はこうです!」という心理が宿ります。

   生まれる前の胎児はお腹の中にいる時、臍帯(さいたい)、つまりへその緒を
   通じ酸素、栄養分、そのほか全てのものを吸収しています。へその緒と膀胱を
   つなぐ管を「尿膜管」と言って、胎児が成長するにつれて退化していきます。

   膀胱は尿を溜めるだけでなく、体の血液が濃い時はより濃い尿を出して血液を
   薄めようとし、逆に、体の血液が薄い時は、より薄い尿を出して血液を濃く
   しようとします。血液が「今の私」の状態を表すとすれば、膀胱は今の私の
   調整役。そしてそのアンテナになるのがおへそということなんですね。

   東洋医学では、「へそ下三寸」の所に、丹田という、とても大事な場所があると
   想定されています。この「へそ下三寸」ですが、ある東洋医学の先生に「下」
   ではなくへその「奥」三寸の所にあるのだと教えてもらいました。つまり、
   体の内側にある。その場所は、実は、先程の尿膜管のあった所なのです。
   丹田とはおへそと膀胱の間にあるということになります。

   おへそは、私達が思っている以上に色々なことを感じる力があります。血液が
   濃いですよ、薄いですよ、血液が冷えてますよ、熱がこもってますよ……
   おへそがアンテナになって膀胱で血液の濃さを調整するのです。これは、今の
   自分の基準がどうなのかを確認するということでもあります。

   今の世の中で、自分なりの基準をブラさずに生きるのは至難の業ですね。情報を
   集めようとすればいくらでも集められます。SNSによって、遠くに離れた所に
   いる誰かさんの何気ない呟きまで知ることが出来ます。知りたい欲求はキリが
   ありません。でも、地球上のどこにでも行けると言っても、全部の国に住めるか
   と言えば出来ません。会う人だってそうです。一生のうちに会える人数には限り
   があります。書店に行けばたくさんの本がありますが、到底全部は読めません。
   たとえ全部読んだとしても、それで人生のほとんどを使ってしまう訳です。

   その人の世界は、本の中だけで終わってしまいます。結局人はこの世の限られた
   一部を切り取って生きているということになります。つまり、何を知り、それを
   どう切り取るかで、その人の「世界」が決まります。それならハッピーな生き方
   とは、あなた自身のハッピーな切り取りにあるということですね。

   ニュースや報道は本来、情報を提供することが役割で、それを切り取って解釈
   するのは自分でやるべきこと。けれど、過剰に不安や恐怖心をあおるものが
   氾濫して気付けば自分の考えはどこにあるのかがわからない……

   「世界」は自分が見るものや聞くものでつくられていることをいつも心掛けて、
   出来るだけ楽しいものにフォーカスすることが、人生を楽しく生きるコツ。
   そしてその基準はおへそに宿ります。おへそを直接触るのはよくないので背筋を
   伸ばしおへその周りを時々手でさすってみて下さい感性のアンテナを磨くような
   意識で行うのがポイントです。


足のむくみ

私の経験ですが、足にでる一番多い自覚症状はおそらく「むくみ」です。
   足の症状は、未来や自分が進むべき方向に迷いやおそれがある時に出ることが
   多いと言う、ある先生も…。

   実は、足のむくみは呼吸と関係があります。呼吸が浅いと全身の血液循環が
   弱くなります。血液の循環は、心臓の力だけで行われている訳ではなくて、
   心臓、肺、それに足の筋肉の三位一体のなせる業なのです。深い呼吸は、
   肺の伸び縮みを大きくします。深く息を吐きだすと、心臓から肺に血液が
   ぐっと流れ込みます。心臓からその上の肺に血液を引き上げるんですね。
   心臓の力で全身への押し出された血液を重力に逆らってまた心臓に戻すには、
   足の筋肉運動が欠かせません。足の運動が血液を上に押し上げようとする
   訳ですが、足からお腹へ上がって、さらに心臓へ戻って行く時、もう
   ひと踏ん張りが必要になります。それが呼吸。心臓から、よいしょと血液を
   肺へ持ち上げる力なのです。その呼吸の力が弱いと、足から血液を持ち上げる
   力にもブレーキがかかってしまいます。それで、血液が足先に滞留して
   しまって、むくみの原因になるのです。足の症状は、足だけの問題ではないの
   ですね。

   猿は足で上手に木の枝をつかみます。二足歩行へと進化した人間は、木の枝は
   つかみませんが、その代わりに大地をしっかりつかみます。足のつま先にも
   5本の指があるのはその為。手の指ほど器用ではありませんが、それでも何かを
   つかむためにできているのです。大地をしっかり踏みしめてどっちに行くか、
   その「方向」をつかむ。だから、足先には人生の進むべき道が象徴的に宿ると
   考えるのかも知れません。その時必要なのが、自分なりの美意識やポリシー
   なのです。

   世の中が不安定であればあるほど、たくさんの情報に惑わされない自分なりの
   ポリシーが必要になってきます。そのポリシーは足に宿っていると考えても
   良いと思います。

   おそらく多くの方が、普段あまり足先に注意することはありませんよね。でも、
   時にはしっかりと足先に意識を向けてあげて下さい。例えば、出かけに靴を
   履く時、しっかり足先を意識してみる。慌ただしく靴をひっかけて出かける
   のではなくて、呼吸を整えながらゆっくり靴を履いて足先に意識を向ける。

   そして「私はきれいに歩く」と心の中で唱えて下さい。出かける前に一旦落ち
   着くのが大事なポイントです。そうすると歩いていると何となく足先に意識が
   向く。つま先に意識が向くだけで姿勢も良くなります。優雅に歩くと普段の
   街並みも、景色が違って見えます。体の底から自身も湧いてくるはずです。
   そうすると足のむくみも楽になるかも知れません。


動脈硬化

心臓疾患の内、もっとも多いのが心筋梗塞ですが、これは心臓をとりまく
   「冠動脈」がつまることによって起こります。心臓疾患も脳血管疾患もいって
   みれば同じ血管病。つまり全死因の約4分の1は、血管病によるものなのです。

   私達の体の動脈、静脈、毛細血管など全ての血管をまっすぐにつなぐとその
   長さは9万qにもなります。地球2周半分の長さの血管が私達の体に折りたた
   まれているのです。このうち酸素と栄養素を送る「動脈が変性してしまう」
   のが、動脈硬化です。

   「動脈硬化」というのは病名ではありませんが、これは、脳血管障害、心臓
   疾患の温床となります。血管は、動脈も静脈も3層構造になっています。
   その中間の膜は主に、「平滑筋」という筋肉細胞からできています。
   そう、「血管は筋肉である」というのが、ポイントであります。

   ただ、血管の筋肉は腕や足の筋肉とは違い、「不随意筋」という私達の意思の
   届かない所で働いてくれている筋肉なのです。血管が筋肉であると言うことは、
   血管も緊張するということです。膨らんだり縮んだりする運動が、全身の
   血液循環を維持しているのですが、体に緊張が走ると血管は縮んだまま一瞬、
   フリーズしてしまいます。

   恥ずかしくて顔が紅潮することがありますが、あれは、緊張で一瞬、血管が
   止まってしまい、すぐさま血流を取り戻そうとして今度はその分を拡張する
   為に起こるのです。

   動脈硬化の最大の要因は、連続する血管筋肉の緊張、そして、それを取り
   戻そうとする拡張作用により、血管の拡張領域に無理がかかる為なのです。
   動脈に無理がかかるのは、靭帯を伸ばすのと似ています。急な運動で動脈が
   伸びてしまう、あるいは切れてしまうと、すぐさまそこを修復する物質が
   集まってきます。

   動脈硬化は、血管内壁に血小板、マクロファージ、石灰(カルシウム)沈着、
   コレステロール、酸化脂質などの付着によって起こるとされていますが、
   もとはといえば、血管が怪我をするのが問題なのです。怪我したら「かさぶた」
   ができますよね。これと同じように動脈の血管壁が怪我をして傷ついている
   から、微小血栓とコレステロールがそこをふさいでくれるのです。という
   ことは、血管が傷つきやすい人ほど、コレステロールを備蓄してなくては
   ならないということです。

   運動しても、食生活もきちんとしていても、総コレステロール値が高い人に
   お目にかかります。こう言う人は性格的にストイックな方が多い印象を受け
   ます。激しい運動はかえって体内の活性酸素を増やし、血管を傷つけやすいと
   言われていますが、自己管理を徹底過ぎても、そのストレスで体が傷ついて
   しまうということもあるのです。
   悪玉コレステロールが、血管壁に付着して進行するというのが、動脈硬化の
   一般的なイメージですが、むやみやたらに、体が、血栓や動脈硬化をつくる
   ことはありません。だから「悪玉」コレステロールなんていう呼び方はひどい
   と思っています。

   自分を傷つけやすいという意味では、性格や心理傾向もそうです。自分を極限
   まで鼓舞するようなストイックな生き方は、体がそれを癒そうとして、せっせ
   とコレステロールを準備するという訳です。動脈硬化を起こした血管では、
   平滑筋細胞の増殖が起こります。これは、ある1か所に持続した緊張がかかる
   ため、その血管が「発達した」結果とみることもできます。そして、その緊張
   により、動脈の運動が不規則になると、血液の流れがスムーズではなくなります。

   つまり、「血液の乱流」というものをつくってしまうのです。何事も滞留する
   のはよくないものですが、川の流れを見ても水の流れが乱流して滞ったところに
   ゴミが溜まりますね。動脈の運動が不規則であればあるほど、血液中のゴミで
   ある微小血栓をつくることになるわけです。動脈硬化はもちろん食生活も大事
   ですが、動脈に持続的な緊張をもたらす最大要因は、「プレッシャー」という
   心理状態です。もちろんプレッシャーを感じない人なんていないでしょう。でも、
   プレッシャーを我慢すればするほど、その取り戻し分の拡張をしなくてはいけ
   ないので、動脈がより怪我をしやすくなるのです。ストイックで我慢強い方は
   気を付けて下さい。


脳卒中(脳出血)

脳には「前大脳動脈、中大脳動脈、後大脳動脈」という3本の大きな脳血管
   が通っています。このうち中大脳動脈から分岐する細い動脈の所の大脳辺縁系
   と呼ばれる所で脳内出血は起こりやすいとされいます。なぜかといいますと
   その答えは意外に明快で、中大脳動脈が、いきなり細い動脈に分岐するから
   です。つまり急激な圧の変化に、脳の動脈壁がついていけずに、破れてしまう
   ということなのです。


   【脳出血型心理傾向】

   ・先入観、思い込み(ものの見方が一方向でそれ以外に対応できない)
   ・プレッシャー(意気込み、勝負をかけるという思い)
   ・切迫感(いつも何かに駆り立てられたような気持ち)
   ・現実逃避(この状況から逃げ出したい)
   ・現状適応力の低下(アップダウンのある状況への疲労感)

   もちろん脳血管が破れるのは、そこに動脈硬化が起こっているからです。その
   意味で、脳梗塞の心と重なる部分もあります。

   中風(ちゅうふう、ちゅうぶ)という言葉があります。最近ではあまり使われ
   ませんが、江戸時代から残るこの言葉は、悪風に中(あた)る、すなわち
   「脳卒中」を表します。特に当時多かったであろう「脳内出血」を指した言葉
   だったようです。そして歴史を紐解けば、なんと、江戸八代暴れん坊将軍・
   徳川吉宗や戦国大名の上杉謙信が脳内出血で亡くなっています。謙信は、相当
   な大酒飲みで、亡くなったのは、織田信長との決戦をかけた上洛一歩手前でした。
   これは、かなりハイテンションな状況にあったのかも知れません。

   また、もっとさかのぼれば、落馬で命を落としたことで有名な源頼朝も実は、
   馬上で中風にあったのではないかと言われています。彼らは戦い続けて、
   自らの限界を押し広げてきた人たちです。昨日より今日、今日より明日。
   果てしもない戦いに邁進を続ける姿があったということです。

   こう考えれば1960年代、高度成長期の日本に脳内出血が多かったという事実も
   何か、頷けるものがあります。スピードアップ、倍増するくらいの成長、
   領土(マーケット)の拡大…。

   どんどん道が広くなるつもりで走り続けていたら、急に小道に入ってしまった!
   ああ、この勢い、どうしよう?ドカーン?と言うのが、脳内出血を表すイメージ
   です。あまりスピードを出しすぎると、自転車でも車でも、急カーブがやって
   来た時、転倒してしまいます。脳内出血予防の最大のポイントは、曲がり角を
   上手に乗りこなすブレーキングテクニックと柔軟性です。「勢いがつきすぎた
   時のブレーキの踏み方」。ここにこそ、脳内出血予防の心がありそうです。


肩こり

当院でも首こり、肩こりで来院される方は多いのですが、やはりお仕事を
   されている方が多いように思います。特にデスクワークの多い仕事をしている
   と無意識のうちに両肩が上がってしまいます。

   東洋医学では、「気」が上がっているという状態になるのです。お仕事を
   されている方は勿論のこと、日々忙しい主婦等、いつもセカセカ考え事を
   しながら歩いてしまう事になります。これは、まさに地に足がついていない
   状態になります。

   「気」の流れで見ると、頭部と体は8の字でエネルギーの交換が行われてい
   ます。首の部分で左右が交差しますので、右脳が左半身を、左脳が右半身を
   支配するわけです。正常な気の流れだと、頭部と体でうまく気の循環が、
   行われるのですが肩が上がって、気が頭部に集まると、まるで頭でっかちな
   宇宙人のようになります。下半身にはエネルギーが足りなくなり、体のアン
   バランスが顕著になります。これでは、困りますね。

   さあ、そこで首こりの出番。首こりが、実はこのようないびつな気の流れを、
   是正しようとするはたらきなのだなと言ったら、どうでしょう?頭ばっかりに
   いくエネルギーをせきとめて、体のほうに跳ね返そうとしているのが、実は、
   首こりの役割なのです。

   東洋医学では、「気」「血」「水」という3つの循環を想定しています。「気」
   が動けば、血も体液もそれに従って動こうとする。頭部へ「気」が過剰に集中
   すると、その流れが先導して、血液やリンパ液も頭部へ過剰に集まろうとします。
   でもこれは脳にとっては危険な状態なので、体は首の辺りでわざわざ血栓をを
   つくってでも、首から下へ跳ね返そうとするのです。

   首や肩は揉んでもらうとその時は大変気持ちがいいですが、また戻ってしまい
   ます。残念ながら揉むのは対処療法であって根治にはならない。それがまさしく
   首こりが、全身のエネルギーの問題である証拠なのです。つまり、全身のエネル
   ギー循環の問題を改善しなければ、本当の意味での首こりの根治にはなりません。
   それを、首こりは身を挺して代弁してくれているのです。

   最後に肩こりの考察ですが、上記にもあるように肩こりは上下のアンバランスを
   是正しなければなりません。お仕事をしている方であれば、目上の人ばかりに
   向くのではなく、目下の人に配慮することを意識して下さい。
   上下のバランスは、精神性と肉体性のバランスという見方もありまして、精神性
   ばかり追い求めると、地に足をつけている肉体性的感覚が希薄になります。
   首こりは、目から下を意識しなさいという体からのメッセージだと考えます。
   人間関係では、あなたの目下の存在に感謝の気持ちをもったら良いかもしれません。


睡眠障害

私たちの「意識」の領域には、自覚できる顕在意識とふだんは自覚しない
   ものの、私たちの行動パターンに大きな影響を及ぼしている潜在意識(無意識)
   という2つの領域があります。無意識の領域には、奥の方に精神科医・ユングが
   発見した集合的無意識というのがあります。意識が無意識下でどんどん広がって
   いくと、最終的には人類が共有している広大な集合的無意識に行き着くと言って
   います。そしてその集合的無意識に行き着く手前に、民族意識や血縁意識、家族
   意識などといった「意識の階層」があるというのです。

   つまり、個人の顕在意識(ふだん自覚している意識)⇒ 個人の体験意識 ⇒
   家族、血縁意識 ⇒ 民族意識 ⇒ 人類意識 ⇒ 集合的無意識のように
   意識が折り重なっていると考えられます。そして睡眠とは、意識がこの階層順に
   広がっていく過程だと考えられます。ちょっと奇異に聞こえるかも知れませんが、
   睡眠中、体が活動を低下させるのとは逆に、睡眠中の意識は無意識へと解放され、
   どんどん「活性化」していくのです。ここに眠りの秘密があります。

   「意識」を無意識の側から見るならば、私達がふだん「意識の主人」とみなして
   いる顕在意識は、実は個室部屋にいるようなものです。
   一方、すぐ下の「家族・血縁意識の層」は大広間にたとえられるでしょう。ここ
   では自分の意識が、両親、兄弟、親戚関係の意識と接触します。意識が無意識下に
   広がるというのは、自分とは別の意識と「つながっていく」ということなのです。

   眠りの行為の本質とは、「意識のつながりを求める行為」だと言えるのです。

   個室にいる意識(=顕在意識)は、個人の意識として隔離されるので、プライ
   ベートは守られています。でも、そこにずーっと居ると寂しくなってきます。
   そこで大広間に出て行き、より近しい人との「つながり」を確認しようとします。
   だから、私達は眠るのです。また、大広間に居っぱなしだと、今度は、どこから
   どこまでが自分なのかがわからなくなってきます。そこで、個室部屋に戻ろうと
   します。こうして、人はまた眠りから「目覚める」のです。人は生きている限り、
   眠ったままや起きっぱなしということは出来ません。呼吸と同じように、出たり
   入ったりを繰り返します。

   眠りに課題のある人は、血縁関係(親、親戚との関係)に深刻なストレスを抱えて
   いたり、自分でも気付かないような家族や地域社会、職場での人間関係の問題を
   抱え込んでいたりします。つまり「つながりたくないので眠れない」という訳です。

   親、兄弟が寝ている間に起きて、彼らが起きている間に寝る。これは引きこもりの
   子供達の顕著な行動パターンだそうですが、「眠りの本質」が、こういうところ
   にも現れているのかも…


    待合室






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